2016.12.03.
一体どうしてこんなことに?
アメリカ北端のアラスカ州ウナラクリートという小さな町に遊びに来た友達を、社会と科学の教師であるBrad Websterさんが案内していたところ、戦いの途中、そのまま川の中で凍ってしまっている2頭のヘラジカを見つけたそうです。
友達に、初めて「氷の上を歩く」という体験をしてもらう目的でしたが、もっとすごい体験になるとは…ですね。
凍っているヘラジカを見つけた2人は、この地域の危険をまさに肌で感じることとなりました。
アラスカ大学の生物学・野生生物学部のKris Hundertmark学長より、ヘラジカの角は複雑な形をしているため、戦いの最中に角が引っかかったまま死んでしまうことはよくあることだ、との説明があったそうです。
「かわいそうですが、おそらく戦っている最中にお互いの角が引っかかったまま川に落ちてしまって、そのまま溺れてしまったようですね。でも、森の中で戦って角が引っかかったまま餓死するより、よっぽど苦ではない死に方だったとは思いますよ」
2頭のうち1頭のヘラジカの頭蓋骨に角が貫通していることから、こちらのヘラジカが先に死んでしまったと考えられます。そしてそのまま一緒に水の中に落ちてしまい、溺れて凍って死んでしまったようです。「負かせた相手の死体が自分の頭にくっついちゃってるんですから、目の前の敵に勝ったのに、戦争には負けてしまったという感じですよね」とHundertmark学長は話しています。
横浜では考えられない、アラスカならではのニュースですね。
ヘラジカの戦い方の凄さと、自然の怖さを考えさせられる光景でした。
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